長い書き損じ

「あーっ。」と、ね。

一落

2017-11-02の記事。
その頃俺は大学四年生で、大学院進学が決まっていた頃かな。

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10月のことを毎日書いていたが、それはすぐに終わってしまった。
もう11月の一日も終わってしまった。

理由はいくつかあるが、一言で言うと、
「ブログを更新する意味が薄れたからである」
元々、10月を頑張らないといけないから、毎日何をしていたかをメモることでやる気を出そうとしていたのに、
メモらないとやる気が出ないような状況ではタスクが終わる気配がないのでメモに頼るのをやめ、結局ブログの更新もやめてしまった。

今日更新したのは、10月のことを書くためと、最近の考えていることとかと、忙しいなっていうことと、
そして何より、今4:50で、寝て良いのかなんなのか正常な判断力を失っていて、しかし、寝てしまっては明日以降の生活リズムが崩壊するのではて。というようなことである。
つまり、ハッキリ言って頭が寝ていますが、他にできることもないのでブログを書いています。

俺の寝ながら描かれる世界を味わえ


今週学祭があって忙しいのに何もせず徹夜してる。
これで明日昼頃に起きたらすぐに学祭が来てしまうわけで、

ここまで書いて寝てしまいました。
明日から学祭です。
楽しみですが疲れそうで怖いです。

最近将来のことでずっと悩んでいて、と書くとなんだか青臭いですが、
最近進路のことでずっと悩んでいて、と書くと真面目な学生っぽいですね。

最近は既に社会でバリバリ稼いでる先輩とか、既に大学でバリバリ研究している先生とかの話を聞いて、よく悩みます。
おやすみプンプンの作者の零落をさっき読んで、うんうん、となりました。

誰だって楽しいことをして生きていきたくて、だから俺はD進しようかな、とか誰かとスタートアップしたい、とか、アーティストになろ。とか言ってるわけなんだけれど、
俺はまだ零落の主人公と違って漫画が爆売れしたわけでもなければ、何の才能も開花していないわけで、
評価されることに飽きたんじゃなくて、評価されることに飽きた人を知っているだけであって、
それで路頭に迷って零落しているのが俺で、お金もないから歓楽街にはそんなに行く気はないけれど、
ハッキリ言って結婚したいともあまり考えていなければ、お金があったら風俗に通っているだろうとか、
そういうマインドで生きている。

自分で言うのもなんだけれど、僕は良くも悪くも非凡なところがあって、もちろん人並みにできないことすらたくさんあるのだけれど、得意なこともちょっとある。
例えば、来週も企業の人とランチして青田刈りされてくる(俺は就職する気がないんだけどな)

だから、どこかのデータサイエンティスト様が仰っていましたが、人間誰しも得意なことで稼ぐのは簡単で、
その特異度が高ければ高い程年収が高くなるだけで、事務が人並みに得意なら事務で人並みに稼げるし、プログラミングが超人並みに得意なら超人並みに稼げるというだけで、誰でも得意なことではある程度のお金が稼げると思う。

売れる漫画、流行に乗った漫画を描くのが得意な人であればそれで3000万くらいの貯金を手に入れて数年間歓楽街に赴くこともできる。

俺は、まだ何もない。
頑張って年収500万くらい貰う?それで貯金する?何年間かの不自由で数年の自由を手にいれる?

でも僕が修士を出たら24歳になっていて、そこから満足のいく年収まで仕事をしていたらあっという間にアラサーだと思う。
俺は早く結婚したいと思っているわけではないから別にいいんだけど、若さは男女問わず一つの力だと思うから、それを浪費するわけにはいかないと思っている。

それなのに今日も昼に起きた。

時間は有限だし若さも有限だから、最適解は満足のいくまで頑張ってお金を稼ぎまくって、満足いくまで遊んで暮らすことなのに、
俺はなんかもっといい抜け道はないのか?ってずっと悩んでいて、ここから動くこともできずにベッドから起きることもできずに、気が付いたらもう16時だ

自分に誇れるものがあればいいけれど、何か、形のない、形になってない自信だけを持っていて、例えば俺が高校野球で甲子園出場した経歴やドラフト一位指名をされた経験があればいいのに、ない。

今の俺には、
趣味は漫画ですが、他にも映画など人の作った作品を楽しむことが好きです。
長所は考えることで、作品の良いところなども人と共有して楽しむだけじゃなく、なぜそこが良いのかを議論し合うことこそ人間の営みとして一番自分が楽しいと感じるものです。なので、物事を考えるという行為にとても強い自信を抱いています。さらに、思考は言語によって行われるものなので、様々な言語表現や文章と作品に込められた意味を考えて汲み取ることが得意です。うちの祖父は俳句をやっているのですが、俳句というのは17音しかありません。その中に、過去の辛い記憶や、孫との楽しい記憶、そういったものと綺麗な情景をマッチさせてとても深い世界を表現しています。栃木県の田舎育ちということもあって、そういった感性に触れながら、言語感覚、思考の感覚を磨いて生きてきました。
という自己PRしか存在しない。

思考を言語の中で熟成させてきたこと、それによるメタ的な視点と自分の分析、そういった積み重ねの中にある机上の空論だけが俺を俺足らしめている。
俺の本質は何もなくて、一つのものが抜け落ちたら何も支えてくれないようなそんな恐怖と、
今はそれが学生と枠組みに閉じ込められて形を保っている安心感、それだけで生きている。

俺のもやもやとした実体をどこかに閉じ込めたくて、例えば、アイドルオタクとか、夫とか、パパとか、研究者とか、そういった額縁を当てはめてみたけれどもどれもピンとこない。
じゃあどうやってみんな生きてるの?って思ったけれど、みんなは結構もやもやとはしていない実体が見えているんだろう。
例えばパパっぽい形を生まれ持って与えられて、パパっぽくなることを期待され、自然に家庭を持って奥さんと子供をつくりパパとして一生を遂げるんだろう。
俺はアイドルオタクっぽくなることを期待されてきていないし、自分でもそういったことを考えてきていないからピンと来ていない。
かといって研究者として孤独に一生を終えるつもりもなければ、孤独であることを認識しないで生きていくことも理解できない。

何者にもなれない、なれていない。
早く他者から規定される何かの自分でいたい。


お願いします。




例えば、ゼミがあって、その予習をしてくださいと言われたらゼミの予習をする俺は俺として生きている。
じゃあ、これからの進路をあなたが自分で規定するのですよ、と言われて、企業をどう選んだらいい?
お金は欲しいけど欲しくないし、時間は欲しいけど欲しくないし、好きなものはいっぱいあるけどまったくない俺は?どうやって自分を規定したらいい?今までどうやってやってきた?いや、まったくなにもせずに22年が終わっているような気がする。

例えば、誰かがこのブログと文章を面白いと思ってインタビューが来て根掘り葉掘り面白いネタを引き出してくれたらいい。
例えば、俺が何かのコンテストで優勝してインタビューが来て真面目な学生なんだね、と誤解されたらいい。
よくない。俺はもっと面白いし、そんな単純な枠組みに規定されるべき存在じゃない。
って言ってる。

俺は一体どこに向かっているのかわからない。
どこか、狭い空間におさまってしまいたいのに、狭いところが窮屈で仕方がない。
例えば、広い部屋を借りてその部屋の隅でうずくまるような、それでいてその部屋にはたくさんのオブジェが。
そういうことなんだけど、俺は、

とりあえず1111までに様々な用事があるから、それをやるべきなんだと規定されているはず。
今日も死んだように寝ていたが何か忙しいことがあったわけではない。
人生は一段落の連続なのか?

そんなの耐えられない
だったら一思いに落ちてしまいたい